
| 福島県河沼郡会津坂下町出身の木版画家。国内外において数多くの賞を受賞し、世界的にも評価が高く日本を代表する木版画家のひとりである。その作品は独特の簡潔かつ抽象的曲線により大胆に表現され、会津の冬シリーズに代表される故郷会津の風景をはじめ、文楽や風景などの日本文化を題材に数多くの作品を生み出した。その版画作品は世界中で愛され、国内外に多くのコレクターを有する。当ギャラリーでは現在所蔵している斎藤清作品の一部を常設展示しており、皆様に観覧無料にてご鑑賞いただけます。(一部販売もしております。お気軽にお問い合わせ下さい。) |
9月の展示テーマ 「京都 舞妓」
京都は「会津の冬」「猫」「仏像」などと並んで、斎藤清が繰り返し取り組んだ重要な題材でした。
その京都作品の中でも特徴的なのが、舞妓をモチーフとした「舞妓 京都」シリーズ。多くは1959年~1961年に制作されています。一人の舞妓を写実的に描いた一枚の作品ではなく、舞妓というモチーフを構図や姿勢、着物、色彩などを変えながら追究した連作となっている。
「舞妓の美しさ」を描くというより、舞妓という伝統的な日本の造形を、木版の木目・色面・幾何学的構成によって現代美術へ変換しているのが斎藤清のこのシリーズの特徴。
半世紀以上前の作品ですが、今見ても古臭さがほとんどない。
ポスターやグラフィックデザインのようなモダンささえ感じられる作品です。













